地球温暖化をめぐるCO2排出の削減や、再生可能エネルギーの効率的な活用が求められるいま、普及をつづけるEV ・PHV を中心に、ICTと電力エネルギーが融合した次世代の交通インフラの整備が進んでいます。
たとえば、1~2人乗りの小型モビリティの実用化や、オフィスビル・公共施設・各種商業施設のEMS化、ITSなどの実現により、交通インフラの形態や用途が大きく変貌しようとしています。そして、誰もがいつでも、どこでも手軽にEV・PHVへ充電できる交通環境へと進化していきます。
交通インフラの進化は、単に乗り物の形態や動力が変わるだけでなく、さまざまな分野で新たなサービスを生み出します。EV・PHVが当たり前に普及し、小型モビリティも登場している203X年、わたしたちはどのような暮らしをしているのでしょうか
EV:電気自動車、PHV :プラグインハイブリット車、ICT:Information and Communication Technology、EMS:エネルギーマネジメントシステム、ITS:高度道路交通システム