FAQ

FAQ

No. 項目 質問 回答
1 普通充電器について EV・PHVの充電設備にはどんな種類があるのですか。 普通充電器と急速充電器、そして充放電器の3種類あります。
詳しくは「充電器を設置する」をご覧ください。
2 普通充電とはどういうものですか。 一般的には、家庭でも使われている交流100V/200Vの電気を車両に充電する方式のことを言います。 おおきくは、充電ケーブル付タイプと車に付属するケーブルを使って充電するコンセントタイプに分かれます。 機能としては、充電だけできる単機能の製品からICカードなどを使って利用者の認証や充電料金の精算ができる高機能の製品などがあります。
詳しくは「普通充電器・充放電器(V2H)について」をご覧ください。
3 どんなEV・PHVでも使えるのですか。 日本国内において、普通充電器は標準規格によってコネクタの口は統一されており、市販されている大手自動車メーカー全般の車両に充電が可能です。ただし、車種によっては充電できないものもありますので、お使いになる充電器メーカーにお問合せ下さい。
4 電動バイク、自転車も充電できますか。 EV・PHVとは充電の規格(コネクタの形状等)が異なるため、充電できないものがほとんどです。
5 1時間充電するとどれぐらい走れますか。 車種によって異なりますが、15~20km程度走行できるものがあります。(3kW出力の普通充電器の場合。6kW出力の場合、車種によってはその約2倍)
6 フル充電するのにどれぐらい時間がかかりますか。 車種・充電器によって異なりますが、PHVで90分~5時間半、EVで5~35時間程度のものがあります。(3kW出力の普通充電器の場合。6kW出力の場合、車種によってはその約1/2) 詳しくは各自動車メーカーのホームページ、取扱説明書等でご確認ください。
7 外国メーカーの車でも充電できますか? 日本国内で販売されている日本仕様の車は充電できますが、充電器によって対応車両が異なる場合がありますので、お使いになられる充電器メーカーにお問合せ下さい。
1 普通充電器の利用について 感電の心配はないですか。 また、充電中に車から充電コネクタを抜いても大丈夫ですか。 充電コネクタが車に接続されていないと電気が流れない仕組みになっておりますので正しくお使いいただければ心配ございません。
2 勝手に充電コネクタを抜かれないですか。 充電中は車側で充電コネクタが抜けないようロックできる車種があります。また、充電器側にも防犯対策された充電器があります。詳しくは各充電器メーカーのホームページ等でご確認ください。
3 公共場所の充電器を利用するのにお金がかかりますか。 無料の施設と有料の施設があります。
4 どんな場所で利用できますか。設置場所を探すにはどうすれば良いですか。 全国の公共施設や商業施設、宿泊施設等に設置が広がっております。車のナビやパソコンやスマートフォンの充電器検索サイト、アプリから簡単に検索できます。
5 雨が降っている屋外でも充電できますか? 雨や雪の中でも充電できます。ただし、感電や漏電を防止する為に次のことにご注意ください。
  • ぬれた手でプラグを抜き差ししない。
  • プラグや充電コネクタをぬらさない。
  • 万が一、プラグや充電コネクタがぬれてしまったときは、布などで水分を拭きとる。
また、暴風雨や雷が予測される中での充電はお止めください。
6 子供に充電させてもいいですか? お子様でも充電操作は可能ですが、大人と一緒に操作するなど安全には十分ご配慮下さい。
7 誤って充電ケーブルを車で踏んでしまった場合でも問題ありませんか? ケーブルを車で踏んだ場合、破損状況によっては充電できないこともあります。車で踏まない様にご注意ください。なお、充電器の使用後は車で踏むことのないよう定められた形状に収納して下さい。 ケーブルにひび、裂け目が発生したり、充電できない等の異常がある場合はただちに充電作業を中止し、販売店、施工店、設置施設の充電器管理者、充電サービス提供事業者までお問い合わせください。
8 充電中に雷が鳴り始めました。そのまま継続してもいいですか? 落雷した場合、充電器および車両に影響が出る可能性があるため、極力充電を控えて下さい。
9 充電終了後、充電ケーブルが抜けません。 車種によっては、充電後に充電コネクタを抜く際に、充電コネクタをロックする機能を無効にする必要があります。ロック機能をご確認ください。
詳しくは「充電コネクタが外れない場合の対処方法について」をご覧ください。
10 充電終了後、電池残量が増えていません。 車両の充電タイマー設定によって、充電が開始されない場合があります。充電タイマーの設定をご確認ください。
11 充電が始まりません。 次をご確認ください。また、車両側が満充電になっていないか、及びFAQの「充電終了後、電池残量が増えていません」の内容もご確認ください。
  • 充電器の充電用コネクタがロックするまで車両の充電口(インレット)まで差し込む。(ガチッとロックがかかり、車両が充電コネクタを検知するまで充電は始まりません。)
  • 充電用コンセントを用いている場合、充電用ケーブルのプラグがコンセントから抜けていれば確実に差し込む。
  • 扉のある充電器の場合、扉を確実に閉める。(充電器によっては扉を閉じないと充電は始まりません。)
  • 充電器のブレーカがOFFならONにする。
詳しくは販売店、施工店、設置施設の充電器管理者、充電サービス提供事業者までお問い合わせください。
1 普通充電器の設置について 充電器を設置するにはどうすればいいですか。 充電器の設置工事と電気工事が必要になります。 設置場所の選定や電力供給能力の確認等を要しますので、工事の詳細は販売店、施工店にご相談ください。
詳しくは「普通充電器設置工事について」をご覧ください。
2 電気代はどれぐらいかかりますか。 契約料金により異なりますが、電気代は「電力量×電力量料金」で計算することができます。 例えば、3kW出力の普通充電器をお使いで、電力量料金が1kWhあたり33円の場合、1時間の充電にかかる電気代はおおよそ100円程度となります。
契約料金には別途基本料金がかかるものがあります。EVへの充電に伴う契約電流の見直しや、EVに充電する時間帯等、電気料金プランによって料金は異なりますので、ご契約される小売電気事業者のプランをご確認ください。
3 充電をサービスとして提供する場合、課金できますか。 1回あたりまたは、時間あたりで料金を徴収することは可能です。充電電力量に応じた従量課金をする場合は、計量法という法律を遵守した上で、特定計量制度を利用する際は「特定計量制度に係るガイドライン」(経済産業省)を遵守する必要があります。
4 既存の屋外コンセント(100V・15A)で充電できますか? 利用できません。 普通充電器、充放電器、または普通充電用コンセントの設置が必要です。
1 普通充電器のメンテナンスについて 充電器のメンテナンスは必要ですか? 基本的に大きなメンテナンスは必要ありませんが、ケーブルや接続部分の清掃や、異常がないか点検することをお勧めします。 詳しくは各充電器メーカーのホームページ、取扱説明書等でご確認ください。

用語集

用語 解説
AC
(Alternate Current)
交流電気 家庭用コンセントで使われている電気
DC
(Direct Current)
直流電気 電池のように電圧が一定の電気
EV
(Electric Vehicle)
電気モーターで走る自動車
HV
(Hybrid Vehicle)
エンジンと電気モーターで走る自動車
JARI 一般財団法人日本自動車研究所 自動車に関する総合的な試験研究機関
JARI認証 AC普通充電器製品の安全・互換性を審査、認定する制度
PHV
(Plug-in Hybrid Vehicle)
車の電池に外から充電できるハイブリッド車
PHEV
(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)
車の電池に外から充電できるハイブリッド車
V2L
(Vehicle to Load)
車から電気機器へ直接電気を供給するしくみ
V2H
(Vehicle to Home)
車両から家庭内の電気配線に電気を供給するしくみ
充電コネクタ 米国の輸送機器の技術規格 SAE※が定めた
EV・PHVの普通充電に関する規格(J1772)に準拠したコネクタ
日本の普通充電器・車両はすべてJ1772コネクタに準拠
 ※Society of Automotive Engineers

 コネクタ   インレット   
負荷 電化製品など電気を消費する機器のこと