普通充電器設置工事について

はじめに

電気自動車の充電時には、大きな電流が連続して流れます。
各種法規・ガイドラインおよび、ご使用の自動車・普通充電器の案内を確認・遵守したうえで設計・施工を 行ってください。

主な法規、ガイドライン

普通充電器の設置

普通充電器を設置するには4つの工事が必要です。

A:電気配線工事 施設から普通充電器へ電気を供給するために電線の敷設や分電盤を
設置する
B:充電器本体据付工事 普通充電器を地面や壁に固定する
C:充電スペース整備工事 充電車両の駐車スペースを整備する
D:付帯設備工事 設置場所案内板、路面標示、普通充電器防護用ポールなどを設置する
※CとDの工事は公共利用される場所に設置する場合に必要です。
A:電気配線工事 B:普通充電器本体据付工事

施設から普通充電器へ電気を供給するために電線の敷設や分電盤を設置し、
普通充電器を地面や壁に固定するコンクリート基礎を設置します。
(普通充電器設置後のメンテナンス等の際に、普通充電器周囲に作業スペースが必要な場合があります。詳細は各施工説明書また充電器メーカーにご確認下さい。)

充電器設置工事例のイラスト
C:充電スペース整備工事

普通充電器設置に伴う路盤の整備や駐車区画のライン引きなど駐車スペースの整備に係る工事になります。

充電スペース整備工事のイラスト
D:付帯設備工事

普通充電器の場所を示す案内板や、雪・雨から守る屋根、夜間の利用を想定した照明の設置など、充電器本体の工事とは別に利便性向上などを目的とした工事になります。

充電器防護用ポールの写真 付帯設備工事の設置例の写真